PHPをバージョンアップしてWordPressを最新化!!!
今回はWordPressバージョンアップのお話です。
今まで、PHPバージョンが古くて、WordPressの最新化ができず、一部プラグインを有効にできなかったのですが…
本日、PHPを5.4.16から一気に7.3.10へバージョンアップしました〜。
そして、WordPressも最新の5.2.4へバージョンアップ完了ですっ!
これで、停止状態だったプラグイン(Jetpack)も無事に有効化できました。(細かい設定はまだできていませんが…)
特に、大きな問題も起こらずに終わりましたが、
一応、作業手順を残して置こうと思います。
バージョンアップ背景
このWordPressサイトは、VPS上に自分で環境を構築しています。
PHPの最新は7系ですが、CentOS7の初期では5.4がインストールされます。
最新はPHP7なのに、なぜデフォルトはこんなに古いんでしょうね?
私の場合、特に気にせずにそのままWordPressをインストールして使っていましたが、
前述の様にJetpackプラグインを入れてみたら、バージョンが古くて有効化できませんでした。
他にも、セキュリティの面から考えてもWordPressは最新化しておいた方が良いかな〜と思い、バージョンアップに踏み切りました。
まずは安全のためにローカル環境でテスト
現状は、アクセス数も少ないし、WordPress以外は動かしていないので、
一気に本番サーバーでバージョンアップを行なっても良かったのですが、
念の為に、一度ローカルでテストすることにしました。
Dockerでローカル環境構築
ローカル環境の構築方法は少し悩んだのですが、DockerでCentOS7のイメージから構築することにしました。
ざっくり実行コマンドはこんな感じ
# CentOS7のイメージを取得 $ docker pull centos:centos7 # コンテナの作成 & 起動 $ docker run -d --privileged -p 8080:80 --name centos7 centos:centos7 /sbin/init # コンテナ内へ入る $ docker exec -it centos7 /bin/bash # ここからバージョンアップ前のWordPress環境と同じものを構築。(手順は省略)
こんな感じで、一旦バージョンアップ前と同じ環境を構築。
Docker で systemctlがエラーになる
前述のコマンドを行えば、環境構築を行うことができますが…
実は、systemctlが実行できない!!!という現象が起こってしまいました。
そこで少し調べたところ、以下のサイトで解決法を発見。
CentOS7のコンテナでsystemctlを使うための方法
このサイトのお陰で、自分で調査する手間が省けて良かったです。
自分で調査していたら、めちゃくちゃ時間が掛かっていたと思います。
ポイントは、コンテナ作成時の “–privileged" と “/sbin/init" です。
ローカルWordPressを表示
特に問題なく環境が構築されて入れば、ローカルでWordPressが見れるはずなので確認します。
アドレスは http://localhost:8080/wordpress/ です。
ちゃんとアクセスできたら、一通りWordPressの設定を行い、いくつか記事を作成。
これで、準備完了です。
PHPを7.3へバージョンアップ
さて、いよいよPHPのバージョンアップを実行
# EPELリポジトリとREMIリポジトリ追加 $ rpm -Uvh https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-7.noarch.rpm $ rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm # PHP7.3インストール $ yum install --enablerepo=remi-php73 php # ちゃんとインストールされたか確認(バージョンが7.3になってればOK) $ php --version # Apache再起動 $ systemctl restart httpd
はい、これで完了です。
特に何の問題もなく、終わりました。
再度、ローカルWordPressへ
そして、再度、ローカルWordPressが見れるか確認。
基本的には、これでPHP7.3でWordPressが動いているはず。。。
WordPressの更新を確認して、最新に更新できるようになっていればOKです。
臆せず更新しちゃいましょう!
……
更新が問題なく完了し、一通り問題なく動いている様なら、万事OK。
本番へ…
ローカル環境で問題が無いことが確認できましたので、本番環境でもバージョンアップしちゃいましょう。
さいごに
今回は、一回限りの確認のために作業をしたので、ローカル環境は破棄する方針で行いましたが、できれば、ローカル環境はちゃんとイメージとして残しておいた方が良いですね。
その方が、プラグインの導入テストとか、テーマ変更とか各種設定とか色々心置きなくいじれますから。
ただ、その場合は、わざわざDockerを使わず、Local by Flywheel を使う方が楽だと思います。
ところで、最新のWordPressで記事を書こうとしたら、UIが全然違っててビックリしました…使い方が把握できないです…これは少し慣れるまで試行錯誤しそうですね。
さ〜とりあえず、本格的にWordPressやプラグインの設定を本格的に進めますかね〜
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